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2019年度決算について

2019年度決算は、2020年5月28日の理事会において決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

学校会計

事業活動収支計算書における教育活動収入は、185億4800万円で対予算1億3300万円増となりました。東京都市大学のTAP・TUCP参加者が見込みを下回ったこと等により学生生徒等納付金が1億6700万円減となったこと、志願者数の増等により手数料が4800万円増となったこと、寄付金が5300万円予算を上回ったこと、東京都市大学の令和元年台風第19号被災による復興支援のための増額等により経常費等補助金が2億4200万円増加したこと、東京都市大学の受託研究料収入の減等により付随事業収入が1億6300万円減となったこと、退職団体交付金収入の増等により雑収入が1億1900万円増となったこと等によります。

教育活動支出は180億3500万円となり、対予算2200万円増となりました。令和元年台風第19号による災害復旧のための修繕費増等により教育研究経費が4900万円増となったこと等によります。

教育活動収支差額は5億1200万円の収入超過となり、対予算1億1000万円増となりました。

また、教育活動外収支差額は3億8100万円の収入超過となり、対予算400万円増加となりました。

教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支差額は8億9300万円の収入超過となり、対予算1億1500万円増となりました。

特別収入は施設設備寄付金5億7600万円等により6億6000万円となりました。特別支出は東京都市大学世田谷キャンパス15・16号館、機器備品等除却による資産処分差額の他、災害損失(令和元年台風第19号被災による資産処分差額)により6億4000万円となり、特別収支差額は1900万円の収入超過となりました。経常収支差額に特別収支差額を加えた基本金組入前当年度収支差額は9億1200万円の収入超過となり、基本金5億3300万円を組入後の当年度収支差額は3億7900万円の収入超過となりました。基本金取崩額は18億5900万円となりました。

収益事業会計

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。
 
収益事業の営業収益は18億6700万円、営業費用は17億5700万円となり、営業利益は1億1000万円となりました。営業外収益・費用を加えた経常利益は2600万円となりましたが、学校会計繰入金を1億9400万円計上したため当期純損失は1億6700万円となりました。

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