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2021年度決算について

2021年度決算は、2022年5月20日の理事会において決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

決算の概要

事業活動収支計算書における教育活動収入は、185億5300万円で対予算2億8500万円減となりました。学生生徒等数149名増等にともない授業料収入が1億1300万円増となりましたが、コロナ禍により東京都市大学のTAP・TUCPの学生派遣を中止したことによる参加費収入5億7200万円減等により学生生徒等納付金が4億800万円減となったことの他、経常費等補助金が1億3500万円増となったこと等によります。

教育活動支出は169億1800万円となり、対予算15億2600万円減となりました。人件費は退職給与引当金繰入額が予算を1億4500万円上回りましたが、本務教職員人件費1億4300万円減、兼務教職員人件費5300万円減等により、5000万円減の91億9800万円となりました。教育研究経費は、TAP・TUCPの学生派遣中止に伴い派遣先大学への教育委託費、寮費賃借費等が7億3300万円減となったことをはじめ、出張の減少に伴い旅費交通費2億1300万円減等、コロナ禍により大幅な支出減がありました。その他等々力中高キャンパス再整備事業に関わる支出の繰延等により教育研究経費は14億4900万円減の64億3400万円となりました。管理経費は2600万円減の12億8500万円となりました。教育活動収支差額は16億3500万円の収入超過となり、対予算12億4000万円増となりました。

また、教育活動外収支差額は6億400万円の収入超過となり、対予算2億2100万円増となりました。収益事業からの繰入が2億2600万円予算を上回ったこと等によります。

教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支差額は22億4000万円の収入超過となり、対予算14億6200万円増となりました。

特別収入は東京都市大学の校舎建設に関わる施設設備補助金、機器備品の現物寄付等により2億9600万円となりました。特別支出は機器備品、図書等除却による資産処分差額等により1億8600万円となり、特別収支差額は1億900万円の収入超過となりました。

経常収支差額に特別収支差額を加えた基本金組入前当年度収支差額は23億4900万円の収入超過となりました。基本金組入額は東京都市大学キャンパス再整備事業等により85億5100万円となり、当年度収支差額は62億200万円の支出超過となりました。基本金取崩額は5億9800万円となりました。

収益事業会計

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しております。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

収益事業の営業収益は22億7100万円、営業費用は18億6800万円となり、営業利益は4億300万円となりました。営業外収益・費用を加えた経常利益は4億600万円となりましたが、学校会計繰入金を3億9600万円および法人税等を6200万円計上したため当期純損失は5100万円となりました。

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